マスクを頑なにつけない結果、共和党関係者が相次いでコロナ感染

アメリカでは、新型コロナの大流行とともに「マスク戦争」が起こっている。

自由主義的価値を重視する共和党は、「個人の自由を尊重しなければならない」と主張しマスクをつけることを頑なに拒否したのに対し、民主党はマスクをつけるべきだと主張した。 マスクをつけることが健康問題ではなく、政治問題に飛び火するほどだった。

実際、バイデン大統領候補やペロシ下院議長など、民主党関係者の大半はマスクをつけている。 特にバイデン候補は、新型コロナ拡散を防止するためにオンライン遊説に集中した。

そのせいか、最近共和党関係者の新型コロナ感染者が続出している。

トランプ大統領は今月2日、感染が確認され、メラニア夫人をはじめ、周辺人物が相次いで感染した。

これだけでなく、共和党所属議員での感染者が続出している。 アメリカ上院国土安全保障委員長である共和党所属のロン・ジョンソン議員が新型コロナの陽性判定を受けた。

ジョンソン議員のスポークスマンは「2日午後のコロナ検診を受け、陽性と判定された」と明らかにした。 続いて「結果は陽性と出たが、ジョンソン議員は特に症状がない」と説明した。

これに比べて、民主党関係者の中で陽性判定を受けた大物政治家はまだいない。