リュ・ヒョンジンを除いたブルージェイズ先発陣、落第点＝「ナショナル・ポスト」

現地メディアがトロント・ブルージェイズのひ弱な先発陣を辛辣に批判した。“コリアンモンスター”リュ・ヒョンジンを除けば落第点に近いというのが現地メディアの分析だ。

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　「ナショナル・ポスト」は2日（以下、日本時間）、ブルージェイズの今シーズンを振り返り「ことし（ワイルドカード2試合を含めた）62試合中32試合に勝利した。昨年より確実によくなった」としながらも、補完すべき部分を指摘した。

　先発陣の補強が最も急がれる課題だ。同メディアは「ワイルドカードでレイズとの差がはっきりと表れた。レイズが第1戦でブレイク・スネル、第2戦でタイラー・グラスノーを先発投手に起用したのが、ワイルドカードで最も印象的だった」と伝えた。

　同メディアは「リュ・ヒョンジンはワイルドカードを除けば素晴らしい活躍を見せた。ロアークは防御率6.80を記録し、チェース・アンダーソンの防御率7.22より良い成績を記録した」と指摘した。

　チーム内最高の有望株に挙げられるネイト・ピアーソンの成長が重要だと同メディアは強調。同メディアは「ブルージェイズがさらに強くなるためには、リュ・ヒョンジンとピアーソンが肩を並べなければならない」と報道した。