全羅南道が2010年を目標に進めているフォーミュラ・ワン(F1)世界選手権招致を支援する「F1特別法案」が6月の臨時国会で本格的に審議される見通しだ。全羅南道が8日に明らかにしたところによると、国会文化観光委員会が各党の幹事との合意を通じ、法案を21日に法案審査小委員会の審査案件として取り上げることにした。道は、F1特別法案が21日か22日に小委員会の審査を経て6月末にも文化観光委員会の全体会議で議決される可能性が高いと予想している。

これに先立ち全羅南道の朴ジュン瑩(パク・ジュンヨン)知事は、4日に開かれたウリ党やハンナラ党の幹事、小委員会の委員らと会い、F1特別法の早期制定への協力を要請した。

F1特別法の早期制定の可能性が高まっていることから、行政手続の最終段階にあるF1サーキットの建設も弾みがつく見込みだ。道は7月に56万坪の広さを持つF1サーキットの工事に着手し、2009年末までに完成させる予定で、2010年には韓国で初のF1世界選手権を開催する計画だ。

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