駐米韓国大使館と韓国メーカーは、ITCが当初予想よりも厳しい決定を下したとし、韓国メーカーの輸出への影響は避けられそうにないと話している。あるメーカー関係者は、「現在輸出しているモデルは輸入禁止対象ではなく、すぐに打撃があるわけではないが、今後が問題だ」と頭を抱える。すでに業界ではブロードコムの特許を侵害しない新モデルのデザインを進めるなど、設計変更作業も進めている。ただ、設計変更がすぐにできたとしても、品質と性能面には不安が残りそうだ。
韓国貿易協会米州本部によると、韓国メーカーの携帯電話輸出規模は2004年に68億3000万ドルでピークに達し、2005年が48億5700万ドル、2006年が38億7100万ドルと減少を続けている。今年は4月までで15億9000万ドルとなっている。
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