漁業指導船に残されていた男性の公務員証(実兄提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
漁業指導船に残されていた男性の公務員証(実兄提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
◇海洋警察の発表と北朝鮮の説明に食い違い 韓国人射殺事件 韓国海洋警察庁は29日、北朝鮮軍が黄海で韓国公務員の男性を射殺した事件に関する中間捜査結果を発表したが、発表内容は北朝鮮の説明と食い違う点があり、共同調査の必要性が高まっている。海洋警察は国防部からの聞き取りも踏まえ、この男性の名前や年齢などの個人情報を北朝鮮が詳細に把握しており、男性が北朝鮮への越境の意思を示した状況を確認したと明らかにした。だが、北朝鮮は先の通知文で、男性について「正体不明の侵入者」などと説明し、身元を尋ねてもはぐらかして答えなかったと主張していた。◇ソウル市の新規コロナ感染者 50日ぶり低水準 ソウル市は29日、同市で28日に新型コロナウイルスの感染者が新たに11人確認されたと発表した。1日当たりの新規感染者数は先月10日(6人)以来、50日ぶりの低水準。先月半ば以降に首都圏を中心に感染が再拡大し、ソウル市の新規感染者数は先月26日に154人まで跳ね上がったが、その後は減少傾向を見せた。◇帰省の代わりにバカンス?ソウル駅は閑散・金浦空港は混雑 秋夕(中秋節)連休(9月30日~10月4日)を控えた29日午前、ソウル駅や江南高速バスターミナルは例年と違って閑散とした様子だった。新型コロナ感染の懸念から、今年は帰省をあきらめた人が多いようだ。一方、ソウルの金浦空港は南部の済州島などへバカンスに出かける家族連れなどで混雑した。
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