北朝鮮軍に銃殺された韓国の漁業指導員が乗船していた漁業指導船“ムグンファ10号”(画像提供:wowkorea)
北朝鮮軍に銃殺された韓国の漁業指導員が乗船していた漁業指導船“ムグンファ10号”(画像提供:wowkorea)
韓国海洋警察は25日午後6時を期して、韓国北西部 デヨンピョンド(大延坪島)の西南方向近くの海域を3つの区域に分け、行方不明となっている漁業指導船の公務員を捜索していると伝えられた。

海洋警察のこのような行方不明者の捜索は、北朝鮮側がこの日 行方不明者が乗っていたと想定されている「浮遊物だけ」を焼却したと発表したためである。

このことで海洋警察は この行方不明者の捜索を強化するために、警備艦艇4隻を追加して捜索を進めている。

現在 延坪島一帯には、海洋警察の警備艦艇7隻と漁業指導船3隻、海軍2隻が捜索活動を展開している。

韓国国防部(防衛省に相当)によると、この行方不明者は去る21日午前1時35分頃、延坪島近くの海上で乗船していた漁業指導船から当直勤務中に行方不明となり、一日後の22日午後 北朝鮮による銃撃で死亡した。北朝鮮側がこの行方不明者を銃殺後、その遺体を火葬した状況を捉えている。

しかし北朝鮮側は、この行方不明者に対する銃殺を認めながらも、遺体を火葬した点については「“浮遊物”を焼却した」として、否認している。

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