米研究機関の北朝鮮分析サイト“38ノース”は、衛星写真から平壌の訓練場で「ミサイル関連車両を捉えた」と伝えた(画像提供:wowkorea)
米研究機関の北朝鮮分析サイト“38ノース”は、衛星写真から平壌の訓練場で「ミサイル関連車両を捉えた」と伝えた(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は、来月10日の朝鮮労働党創建日を迎えるにあたり、大規模な軍事閲兵式を準備している兆候が捉えられたと、米国のシンクタンクが伝えた。

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今日(23日)ロイター通信によると、北朝鮮を監視している米研究機関の北朝鮮分析サイト“38ノース”は、去る20日に撮影された衛星写真からピョンヤン(平壌)の訓練場で「ミサイル関連車両を捉えた」と伝えた。

38ノースは「判読するにはイメージの解像度が低いが、車両の大きさとかたちが移動式発射車両である可能性がある」と伝えた。

この車両は、核弾頭を米国全域に発射することのできるものと推定される、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)のうちの一つを搭載するほど、大きいものとみられる。

専門家たちは、この車両が他の用途に使われる可能性があることを認めながらも「この特定された位置と状況では、他の用途に使用される可能性はない」と語った。

38ノースは衛星写真から「大規模な兵力と車両が、閲兵式の訓練場で訓練する様子が捉えられている」とし「来月10日の朝鮮労働党創党75周年を迎え、大規模な閲兵式が計画されていることをかなり示唆している」と説明した。

米朝会談が膠着状態にある中、今年の初め キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮国務委員長は「新たな戦略武器」を公開すると公言している。

専門家たちは、北朝鮮が朝鮮労働党創党記念日に、閲兵式や新たな武器を披露する可能性があると分析している。

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