韓悳洙（ハン・ドクス）首相は5日、韓国政府はアジア地域の情報格差（デジタル・デバイド）問題に対処していくとの考えを示した。第6回アジア協力対話（ACD）外相会合の開幕式で情報技術（IT）協力増進や情報格差解消について述べたもの。具体的な対処案として、IT専門家向けの教育プログラム運営や青少年IT奉仕団派遣、開発途上国への情報アクセスセンター設立などを提案した。
　韓首相はまた、国家間の競争激化と地域間の統合強化という相反する流れが存在する中で、ACDは多様な意見を統合する潜在力を持っていると評価し、ACD研究グループの発足を通じACDの発展方向が提示されると期待を示した。


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