これにより計13基の停止が確認され、韓国国内における原子力発電所の半分以上が停止したのは今回が初めてになる。しかし、涼しくなった天気のおかげで、電力需給状況には余裕があり、大規模な停電(ブラックアウト)などの懸念はない状態だ。
韓国水力原子力によると12日、台風9号(メイサーク)により稼動が中断された原子力発電所は、プサン(釜山)キジャンの古里3・4号機、新古里1・2号機だ。また、台風10号(ハイシェン)によりキョンサンプットキョンジュ(慶尚北道慶州)の月城2・3号機が稼動を停止した。
現在稼働が停止している原子力発電所は、これらの6基以外にもまだある。計画予防整備のため、稼動が中断されたもので、キョンブッ(慶北)ウルジンのハンウル1・6号機、チョンナム(全南)ヨングァンのハンビッ3・4・5号機、慶州の月城4号機、キジャンの古里2号機など計7基にのぼる。
半分を超える原子力発電所の稼働中断にも電力供給には支障がない状態だ。電力取引所によると、9月に入って供給予備率は20%から30%台を記録している。
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