米農務省のジョハンズ長官は4日、国内用に加工したカルビなど牛肉66トンを韓国に誤って輸出し、米国産牛肉に対する検疫が全面的に保留されている問題に関し、このために米国産牛肉の対韓輸出が中断されることはないとの見方を示した。今回の問題は輸出再開の初期段階で生じた単純なミスと強調した。また、「関係者に必要な情報を提供できるものと確信している」と述べ、迅速な関連情報の提供と釈明を通じ、事態の解決を図る方針を示唆した。

これに先立ち韓国の農林部は、先月25日と26日に米国から釜山港に到着した2社の牛肉が米国内用だったとの回答を米農務省から得たと明らかにした。韓国の検疫当局は、正確な経緯が知らされるまでは米国産牛肉の検疫を全面保留とする方針で、米国産牛肉の輸入が一時中断される可能性が高まっている。

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