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韓国 きょうのニュース(9月8日)
◇ソウル都心「漢江公園」への出入り制限 コロナ対策 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、韓国・ソウル市は8日午後2時から汝矣島やトゥクソム、盤浦など主な漢江公園内の密集地域への市民の出入りを規制している。ソウル市漢江事業本部は「屋外の空間も新型コロナウイルスの感染危機から自由ではない」とした上で「漢江公園の訪問客が急増し、対策を講じた」と説明した。公園内の売店28店とカフェ7店は営業時間を午後9時までとする。午後9時以降は公園内の駐車場43カ所にも入れない。◇新型コロナ感染者136人増 6日連続で200人下回る 中央防疫対策本部は、8日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から136人増え、計2万1432人になったと発表した。400人台まで上昇していた1日当たりの新規感染者数は減少傾向にあり、6日連続で100人台を維持している。ただ、首都圏で発生した集団感染の影響が続いているのに加え、オフィスや宗教施設などで小規模な感染が相次ぎ、まだ気を緩める段階ではないとみられる。死者は前日から5人増え、計341人となった。◇疾病管理庁が12日発足 感染症政策で独自権限 保健福祉部所属の疾病管理本部が中央行政機関の「疾病管理庁」に格上げされ、12日に発足する。疾病管理庁は定員が従来比42%純増し、1470人余りに規模が拡大。感染症対応の司令塔としての地位を強化する。トップの疾病管理庁長には鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理本部長(55)が就く。一方、保健福祉部には保健分野を担当する第2次官が新設される。◇20年成長率見通し マイナス1.1%に下方修正 政府系シンクタンク、韓国開発研究院(KDI)は8日発表した経済展望の修正版で、韓国経済の今年の成長率見通しをマイナス1.1%に下方修正した。今年5月時点のプラス0.2%予想から1.3ポイント引き下げた。来年の成長率については0.4ポイント引き下げ、プラス3.5%と予想した。新型コロナウイルス感染再拡大の影響などで景気の下落幅が一段と大きくなり、回復が遅れる可能性が高まっていることを踏まえた。◇第3期新都市の公共住宅 中型物件の割合を最大5割に引き上げ 政府は不動産市場点検関係閣僚会議を開き、公共住宅の供給策を発表した。首都圏の第3期新都市が造成される敷地に建つ公共分譲マンションでは、地域の居住環境と需要に応じて60~85平方メートルの中型物件の割合を最大5割まで引き上げる。これに先立ち、国土交通部は2018年末に「第2次首都圏住宅供給計画および首都圏広域交通網改善案」を発表し、京畿道・南楊州や河南、仁川・桂陽に第3期の新都市を建設する計画を明らかにした。