台風10号の影響で釜山に大雨が降り、7日午前、河川の水位が上がっている(釜山警察庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
台風10号の影響で釜山に大雨が降り、7日午前、河川の水位が上がっている(釜山警察庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
◇台風10号 南部・釜山に接近 大型で強い台風10号が南部・釜山南の海上に達した。気象庁によると7日午前6時現在、釜山南約120キロの海上を1時間に41キロの速さで北上している。中心気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル。最大風速は午前3時時点(43メートル)に比べるとやや弱まった。◇首都圏で集団感染相次ぐ パン店なども店内飲食禁止 首都圏を中心にした新型コロナウイルスの感染拡大は勢いがやや鈍化しているとはいえ、依然として警戒を緩められない状況だ。政府は首都圏での「社会的距離の確保」のレベルを最高レベルの第3段階に近い「2.5段階」に引き上げた措置の期限を、13日まで1週間延長した。7日午前0時からは同措置の対象範囲を広げ、フランチャイズチェーンのベーカリーやアイスクリーム店、かき氷店でも店舗での飲食を禁止とした。首都圏での1日当たりの新規市中感染者数は一時の300人台から100人台前半に減ったが、小中規模の新たな集団感染の発生が相次いでいる。その中には状況次第で大規模な集団感染につながりかねない物流センターやコールセンター、教会などでの感染報告も含まれている。◇研修医きょうも医療現場に復帰せず 先月21日に集団休診(ゼネスト)に入った専攻医(研修医)が、きょう7日も医療現場に戻らない。専攻医でつくる大韓専攻医協議会の非常対策委員会は6日、会員向けに「7日は復帰せず、現在の状態を維持する」と発表した。現場復帰の日程は同日午後に会員との懇談会を経て決める。先に非常対策委員会が争議行為を留保する方向としたことから、専攻医が7日に現場復帰するとの期待もあったが、専攻医の間で反対する意見が強く、ひとまず復帰を見合わせたようだ。大型病院では先週と同様に、診療の縮小が避けられない見通しだ。◇ソーシャルメディア利用率87% 世界3位 韓国で1~3月のソーシャルメディアの利用率は87%で、世界平均(49%)の約1.8倍に上ったことが分かった。KT経済経営研究所とデジタルマーケティング企業のDMCメディアが、コンサルティング会社の調査結果をまとめた。ソーシャルメディアの利用率が最も高かったのはアラブ首長国連邦(UAE、99%)、次いで台湾(88%)で、韓国は3位。一方、日本は65%にとどまった。
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