韓国、秋夕を目前に物価高騰…キョンギ(京畿)道8月の消費者物価0.6%上昇(提供:news1)
韓国、秋夕を目前に物価高騰…キョンギ(京畿)道8月の消費者物価0.6%上昇(提供:news1)
2か月間横ばいだった京畿道内の消費者物価が先月小幅上昇した。

6日、キョンイン(京仁)地方統計庁が発表した「2020年8月、京畿道の消費者物価動向」によると、今年8月に道内の消費者物価指数は105.66(2015年= 100)で前月比0.6%、前年同月比0.7%、それぞれ上昇したことが分かった。

6月から7月の消費者物価指数105.01(2015年= 100)で0.0%の横ばいを維持して以降、2か月ぶりの上向きだ。

物価上昇の原因について専門家は、先月の記録的な梅雨などの集中豪雨と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、消費者が外食をやめ、自宅で食べているからだと分析した。

物価上昇が大きい項目は、農産物部門である。

季節や気象条件に応じて魚介類、野菜、果実などの価格変動が大きい「生鮮食品指数」は、50品目を基準に算定した結果、前月比10.8%、前年同月比15.5%上昇した。

生鮮食品指数の詳細項目のうち「生野菜」は、先月比24.5%、前年同月比26.6%の最大の幅で上昇した。

「生フルーツ」は、前月比4.1%、前年同月比8.8%と、それぞれ上昇し、「新鮮魚介」は前月比1.3%下落したのに対し、前年同月比6.7%上昇した。

全460品目のうち、消費者の購入頻度と支出の割合が高い品目141個をもとに作成した「生活物価指数」は前月比0.8%、前年同月比0.5%、それぞれ上昇曲線を示した。

詳細項目のうち「食品」は、前月比1.7%、前年同月比3.2%と両方上昇し、「食品以外」は先月より0.3%上昇したのに対し、前年同月比1.1%下落した。

統計庁の関係者は「先月の豪雨など梅雨の影響で果物や野菜部門の物価が大幅に上昇したもの」とし「秋夕も重なって野菜や果物の物価上昇は続くと予想される」と述べた。

一方、統計庁が発表した全国の8月消費者物価指数は105.50を記録し、前月比0.6%、前年同月比0.7%と両方上昇した。
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