しかし 今回の韓国政府と大韓医師協会により交わされた合意は、その内容が“半分だけ”だったという見方が出ている。依然として専攻医たちの一部が大韓医師協会に対して反発しており、また 国民の医師協会に対する反応も冷ややかなものである。
パク・ヌンフ韓国保健福祉相とチェ・デジプ大韓医師協会会長は4日、「医師団体による集団休診の中断」と「医師側と政府による協議体の構成」を骨子とした合意文に署名した。
しかしこの合意案の署名に至るまでは、「混乱」そのものであった。
前日の朝、政府・与党“共に民主党”と医療界は交渉を妥結したが、一部の専攻医たちが集団休診の中断に強く反発したことで、当初午前11時に開かれるはずであった署名式が遅れた。
これにより、急遽 場所を政府ソウル庁舎に移しての署名式となった。
この時間、ソーシャルネットワークサービス(SNS)を中心に医師協会に対する批判のコメントが溢れた。
大韓専攻医協議会(大専協)の非常対策委員会は、同じ時間「政府と医師協会間の最終合意案が、事前にわが委員会側に伝えられておらず、これに同意してはいない」と強く反発した。また大専協の会長は「我々との協議のテーブルは設けられなかった」と語った。
更にチェ医師協会会長のSNSには、チェ会長を誹謗するコメントが無差別にあげられた。大専協との合意なしに無責任な行動をしたという指摘とともに、今回の合意案を「ひったくり」だとして、これに対する風刺のコメントも少なからずあがっている。
ここに 国民たちも医師協会に背を向けている状況である。この期間、医師たちのストにより、迅速な医療措置を受けられず患者が死亡したことで、これが問題となっている。
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