経済と防疫の折衷点 1週間…首都圏2.5段階評価がみえるか=韓国(画像提供:wowkorea)
経済と防疫の折衷点 1週間…首都圏2.5段階評価がみえるか=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の防疫当局が首都圏地域で施行中である「社会的距離の確保2段階の強化(2.5段階)」の終了を2日前にし、電撃的に1週間の延長を決定した。全国的に施行中である「社会的距離の確保2段階」は2週間延長する措置となった。
 
 通常の社会的距離の確保の終了日に合わせて追加延長を発表したことをみると、その分防疫当局が現在新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の状況を深刻に受け止めているとみられる。

◇首都圏自営業者 悲鳴・拡散抑制 妥協点…追加1週間に決め手

 防疫当局は経済と防疫の妥協点として首都圏の社会的距離の確保2.5段階を1週間延長する決定をしたとみられる。

 現行の社会的距離の確保2.5段階の処置によると、首都圏の飲食店、ベーカリー(21時~翌朝5時)とフランチャイズのカフェ(全ての時間)は持ち帰りと配達のみ許可、これに該当するカフェの範囲をフランチャイズ型ベーカリーとアイスクリーム店まで拡大した。

 中国料理店などの配達がメインでない多くの飲食店とベーカリーは、営業に深刻な打撃を受けている。実際に社会的距離の確保2.5段階延長処置により、自営業者の間でも憂慮が出ている状況だ。
社会的距離の確保2段階処置だけでも、営業が禁止されたカラオケと遊興施設、ネットカフェなど一部の業種では、閉店が続出している。

 ここに飲食店まで閉店に追い込まれれば、首都圏の自営業者たちは回復するのが難しい状況に直面することになる。経済不況に続き、庶民の経済が崩壊する可能性もあるという点で、防疫当局は2.5段階の延長期間を2週間ではなく1週間に決定することとみえる。

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