E8Cは、中部の大田市付近からソウルに向けて飛行した。同偵察機が作動させた位置識別装置により捉えられた。
韓国上空をE8Cが飛行したのは、6月中旬以来約2か月半ぶり。9月9日の北朝鮮の政権樹立記念日を前に、北朝鮮の動向を把握しようとする意図があるものと分析される。
沖縄の米軍嘉手納基地に配備された同偵察機は、これまで南シナ海で中国軍の動向を監視してきた。
E8Cは高度8~12キロ上空から北朝鮮の地上兵力や装備の動きを精密に監視することができる。一度の飛行で9~11時間滞空可能で、航続距離は9270キロに及ぶ。
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