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韓国 けさのニュース(9月4日)
◇日常生活に広がる新型コロナ 中秋節控え感染抑制が課題 韓国で新型コロナウイルスが日常生活の至る所に広がり、「安全な場所はない」という防疫当局の警告が現実になりつつある。教会や訪問販売業者などこれまで危険とされてきた施設や場所だけでなく、フライドチキン店、マンション、スポーツジム、ゴルフ場、工場などでも集団感染が発生している。防疫当局にとっては、市民の移動が多くなる秋夕(中秋節、今年は10月1日)の連休前に拡大傾向を確実に抑えることが当面の課題だ。◇コロナ防疫強化措置を終了か延長か きょう発表 政府の中央災難(災害)安全対策本部は4日午前、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて首都圏での防疫措置「社会的距離の確保」のレベルを最高レベルの第3段階に近い「2.5段階」に引き上げたことについて、予定通り6日に終了するか延長するかを決める。韓国での1日当たりの新型コロナウイルス感染者数は100人台に減少している。ただ、重症患者が急増しており、まだ安心できない状況との指摘が出ている。◇台風10号 7日に韓国上陸か 気象庁は4日午前3時現在、台風10号が日本・沖縄の南東の海上を1時間に14キロの速さで西北西に進んでいると発表した。現在の進路なら7日に韓国の南海岸付近に上陸して朝鮮半島の中央を縦断した後、中国へと抜ける可能性が高い。韓国は6日から台風の影響を受けるとみられる。同日未明に慶尚道と済州島から雨が降り始め、午前中にその他の南部地方、午後には忠清道と江原道南部に広がり、夜には全国で雨が降ると予想される。◇医療界のスト終了へ 政策巡る政府・与党との交渉妥結 医大の定員増や公立の医大設立など政府の医療政策に反対し、医師らが集団休診(ストライキ)を行っていた問題で、政府・与党と医療界は夜通しの交渉の末、4日に同政策を巡る交渉を妥結させた。これを受け、医療界は先月21日から続けてきたストを終了し、医療の現場に戻る方針だ。政府はこうした政策の推進をひとまずストップするとみられる。