ネット出前の取引額が大きく伸びた(資料写真)=(聯合ニュース)
ネット出前の取引額が大きく伸びた(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が3日発表した「オンラインショッピング動向」によると、7月のインターネット通販の取引額は前年同月比15.8%増の12兆9625億ウォン(約1兆1600億円)となった。新型コロナウイルス感染症や梅雨などの影響で、2001年に統計を取り始めて以降で最高を記録した。 小売販売額にネット通販の取引額が占める割合は26.6%と、前年同月に比べ5.2ポイント上昇した。新型コロナの感染拡大以降、継続して25%を上回っている。 ネット通販取引額を商品群ごとにみると、食品や生活関連商品の伸びが特に目立つ。 食品は2兆608億ウォンで前年同月比51.8%増、日用品や家具、自動車・カー用品などの生活関連商品は1兆8588億ウォンで47.7%増だった。 サービスの取引額は2兆6503億ウォンで11.4%減少したが、分野ごとに偏りが大きかった。出前の利用が伸び、飲食サービス(1兆3780億ウォン)は66.3%急増した一方、新型コロナによる防疫対策の強化や外出自粛が影響して旅行・交通サービス(7779億ウォン)は51.6%減、文化・レジャーサービス(630億ウォン)も67.8%減と大きく落ち込んだ。 一方、ネット通販取引額のうちスマートフォン(スマホ)などモバイル機器を利用した取引額は8兆7833億ウォンで、全体の67.8%を占めた。
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