中国は内モンゴル自治区内の地域で、モンゴル語のかわりに中国語の教育を強要することで、地域住民の反発を買っていると、フランスのAFP通信が1日に報道した。

中国北部の内モンゴルでは、当局による北京語の強化に反発して、数万人が抗議デモと学校の授業のボイコット運動に参加している。

彼らは、中国がチベットや新疆地区でなされたように、内モンゴルでも少数民族文化を抹殺し、漢族へと同化させようとしていると糾弾した。

内モンゴル自治区の出身者は、インタビューで「内モンゴルのほとんど全てのモンゴル人たちが、改定された教育過程に反対している」とし「モンゴルの児童たちが母国語を流暢に話せないため、数十年内にモンゴル語は滅亡の危機に陥るだろう」と警告した。

先月26日 内モンゴルの教育部が北京語の強化政策を発表したのち、この地域では保護者、学生などによるデモが続いている。

数千人の学生は登校を拒否し、学生服を着た数多くの学生たちはモンゴル語で「我々は常に母国語を習う」と叫び、積極的に抗議デモに参加している。

デモの途中で幾人かの学生は、公安から暴行を受け、逮捕されたりしている。また公安は、学生たちが授業に出席しない場合、退学処分を下すと保護者達を脅している。

ニューヨークに本部を置くNGO“南モンゴル人権機構”の所長は、今回のデモを内モンゴル全域に拡散した「市民不服従抵抗運動だ」と評価した。

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