新規感染者の数は、首都圏での集団感染が本格化した8月14日以降、連続で100人を超えている。27日に441人に急増した後、翌日は300人台に下がり、30日以降は200人台が続く。だが9月2日は前日(235人)に比べに増え、6日連続減とはならなかった。同日までの19日間の新規感染者は5679人と、これまでの感染者全体の27.7%を占める。
この日新たに確認された市中感染者253人を地域別に見ると、ソウル市が98人、京畿道が79人、仁川市が10人と、首都圏が187人だった。このほか大田市で14人、大邱市で13人、光州市で10人、釜山市と忠清南道でそれぞれ7人、蔚山市で5人、全羅南道と慶尚北道でそれぞれ3人、江原道で2人、忠清北道と済州道でそれぞれ1人の感染が確認された。
ソウル市城北区の「サラン第一教会」に関係する感染者は計1083人に増えた。光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の先月15日にソウル中心部で開かれた大規模集会を中心にした感染者も、14広域市・道の419人に上っている。既存の集団感染の規模が拡大しているほか、各地で新たな集団感染の発生が相次いでいる。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認された14人のうち、3人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの11人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
重症患者は20人増えた。8月18日の時点では9人だったが、徐々に増え、この日の増加数は韓国で初めて感染者が発生した1月20日以降で最も大きい。現在の重症患者数は124人。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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