韓国副首相、来年度予算556兆ウォンで「コロナゴールデンタイム」を守る(画像提供:wowkorea)
韓国副首相、来年度予算556兆ウォンで「コロナゴールデンタイム」を守る(画像提供:wowkorea)
韓国のホン・ナムギ(洪楠基)副首相兼企画財政部長官は1日、「総額555兆8000億ウォン(約49兆5000億円)規模の2021年度予算案がゴールデンタイムをカバーする中心的役割を果たすように最善の努力をしていく」と明らかにした。

 洪副首相は同日午前、フェイスブックを通じて国務会議で来年度の予算案が議決されたことを伝え、このように強調した。

 洪副首相は、「われわれの生活と経済を生かす予算案を編成した」とし、「今回の編成作業は新型コロナウイルス感染症のためにいつもより難しく、考慮する事項が多かった」振り返った。

 今月3日の国会に提出される来年度予算案は、総額555.8兆ウォン規模で、昨年に確定した今年の本予算に比べ8.5%(3次補正予算に比べ1.6%)拡大した。

 洪副首相は、「『新型コロナウイルスの克服と先導国家としての大転換』という目標のもとに、国民の生命を生かし経済回復と未来に備えることに焦点を合わせた」とし、「速くて強い経済回復、未来成長動力の確保、抱擁的雇用・社会安全網の強固化、国民の安全と生活の質向上という4つの大きな投資重点分野で構成されている」と説明した。

 また、「まずは大韓民国の大転換のための韓国版ニューディールの本格推進を積極的に後押しするため、国費21.3兆ウォン(約1兆9000億円)(地方費などを含めると32.5兆ウォン)を投資し、36万か所の働く場を創出していく」と述べた。

 続いて、「働く場200万か所を作り、守るための8.6兆ウォン(約7600億円)、未来の経済躍動性を高めるための公共民間投資65.9兆ウォン(約5兆8000億円)など、経済の速くて強い回復を図る」と付け加えた。

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