ソウル市城北区の「サラン第一教会」と光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の先月15日にソウル中心部で開かれた大規模集会を中心に連日感染者が増加しているほか、新たな集団感染も散発的に発生するなど、新規感染者数はいつ増えてもおかしくない状況だ。これに加え、重症患者も連日急増して100人を超え、防疫当局は警戒を強めている。
この日新たに確認された市中感染者235人を地域別に見ると、ソウル市が93人、京畿道が60人、仁川市が22人と、首都圏が175人だった。このほか大田市で8人、忠清南道で7人、蔚山市で6人、慶尚北道で5人、光州市、江原道、全羅南道でそれぞれ4人、釜山市、慶尚南道でそれぞれ3人、大邱市、忠清北道、済州道でそれぞれ1人の感染が確認された。
「サラン第一教会」に関係する感染者は計1056人、大規模集会に関係する感染者は計399人に増え、感染者は全国の14広域市・道に広がっている。
これ以外にも教会、学校、公共施設、ゲストハウスなどで集団感染の発生が続いている。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認された13人のうち、4人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの9人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
新型コロナによる死者は前日と変わらず、計324人。
重症や危篤の患者は104人で、18日からの約2週間で11倍以上に急増した。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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