補助金支給により0ウォンで携帯端末を替えられるとする広告も=(聯合)
補助金支給により0ウォンで携帯端末を替えられるとする広告も=(聯合)
携帯電話端末の買い替えに対する移動通信各社の補助金競争が5月にピークに達し、新規加入者が大きく増えたことが分かった。
 移動通信業界が1日に明らかにしたところによると、SKテレコム、KTフリーテル、LGテレコムの純増加入者数は、4月の30万7935人から5月には37万4061人とさらに拡大した。純増加入者は新規加入者から解約者を除いた人数を指す。月別の加入者純増数は2月以降4か月連続で30万人を上回っており、この状態が続けば今月には総加入者数が4200万人を超えると予想される。

 キャリア別にみると、SKテレコムは5月に18万6874人の純増を記録し、総加入者は2107万9398人となった。純増数は3社の中で最多だったものの、純増加入者数全体に占める割合は4月の52.0%から5月には50.0%とやや低下している。

 KTフリーテルの5月純増加入者数は、前月より4717人多い10万3668人だった。同社は第3世代携帯電話(3G)サービスに力を入れ、3月末には10万人だった3G加入者が2か月で61万人まで伸びた。総加入者数は1335万8743人だ。

 LGテレコムの5月純増数は8万3519人で、3月(7万7449人)に比べ純増数が大きく落ち込んだ4月(4万9147人)の不振を脱することに成功した。総加入者数は734万5023人となった。

 業界関係者は、4月に始まった補助金競争が5月にはさらに過熱し、どこがどれほど補助金を出すかが市場の版図を左右したと話す。6月には市場がやや落ち着きを取り戻すとの見通しを示している。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0