韓国・ソウル大病院の専攻医94%が辞表提出「新型コロナの診療はボランティアで参加」

韓国のソウル大学病院所属の専攻医（研修医）の約94%が辞表を提出したことが確認された。政府が集団休診（ゼネスト）に入った専攻医と、フェローなどと呼ばれる専任医に業務開始命令を下したことに反発したのだ。

　ソウル大学病院などによると、31日午前11時基準で、専攻医953人のうち895人（93.9%）、専任医281人のうち247人（87.9%）が業務中断および辞表提出に参加した。

　しかし、彼らは新型コロナウイルス感染症関連の診療にはボランティアで参加しているという。

　ソウル大病院・専攻医協議会所属の専攻医50人余りはソウル大病院・選別診療所と新型コロナウイルス対応病棟、重患者室などの業務を支援している。