1日当たりの新規感染者数は、首都圏での集団感染が本格化した今月14日以降、連続で100人を超えている。27日は441人に急増したが、翌日は300人台に下がり、31日も前日から51人減って200人台半ばとなった。ただ、休日だったため検査件数が平日より少なかったことも影響した。同日までの18日間で新規感染者は5177人と、これまでの感染者全体の26%を占める。
この日新たに確認された市中感染者238人を地域別に見ると、ソウル市が91人、京畿道が79人、仁川市が13人と、首都圏が183人だった。また、光州市と忠清南道でそれぞれ9人、大田市で6人、蔚山市と全羅南道、済州道でそれぞれ5人、釜山市と大邱市でそれぞれ4人、江原道で3人、慶尚北道で2人、世宗市と全羅北道、慶尚南道でそれぞれ1人の感染が確認された。
ソウル市城北区の「サラン第一教会」に関係する感染者は計1035人となった。光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の15日にソウル中心部で開かれた大規模集会に関係した感染者も計369人に増えた。首都圏ではこれ以外に、複数の宗教施設、集合住宅団地、畜産業者などに関係した感染者が増え続けている。感染経路が不明な人が20%を超えることも懸念材料だ。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認された10人のうち、3人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの7人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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