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韓国 けさのニュース(8月28日)
◇新型コロナ 高まる「全国的大流行」への懸念 韓国で新型コロナウイルスの感染が首都圏だけでなく全国に拡大する様相を帯びており、全国的な大流行への懸念が高まっている。1日当たりの新規感染者数が27日に400人台に跳ね上がり、首都圏以外の地域の感染者の割合が次第に上昇している。首都圏にとどまらず他地域でも感染者が急増する場合、防疫網の抑制力が弱まり、国内の新型コロナウイルスを巡る状況は悪化の一途をたどる公算が大きい。◇韓国医師団体のスト 残る長期化の火種 26日から始まった大韓医師協会主導の2度目のストライキが28日で3日目を迎えた。同協会の当初の予告通りならこの日がスト最終日だが、協会側と政府の対立が解消されていないため、長期化の火種が残っているというのが医療界内外の見方だ。◇金正恩氏 台風の被災現場視察「被害は予想より小さい」 北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が台風8号で被災した南西部の黄海南道を訪れ、被害状況を確かめたと伝えた。現場視察の日付は報じられなかったが、台風8号が27日早朝に黄海道に上陸したことから、同日午後に視察した可能性が高い。金委員長は被害が予想より小さく幸いだと述べ、危機対応能力の向上により被害を最小限に抑えることができたと評価した。◇国会閉鎖2日目 追加の防疫対策協議へ 施設内で新型コロナウイルスの感染者が発生したことを受け、27日から閉鎖中の国会が防疫作業のため28日も本館、議員会館などを閉鎖する。この日に予定されていた予算決算特別委員会や教育委員会の全体会議など常任・特別委員会の日程は全て取り消しまたは延期された。国会閉鎖は29日まで続く。国会災難(災害)対策本部は午前中に会議を開き追加の防疫対応策を協議する。

