これは文大統領が去る24日に「どんな宗教・集会・表現の自由も、国民たちにあのようなとてつもない被害(コロナ)を及ぼしてまで主張することはできない」と言及していたことに対しての指摘である。
最近の新型コロナウイルス感染症拡散の震源地となっている“教会”に対して、文大統領自らが直接強い要求を出したが、プロテスタント教会の反発はかなり強い。
この27日の、文大統領とキム共同代表らとの懇談会で、新型コロナ事態の中での韓国プロテスタント教会の“限界”が如実に表れたという見方が出ている。
文大統領はこの懇談会で「対面礼拝を固守する一部の教会とその信徒たちの心情は十分に理解している」としながらも「ウイルスは宗教や信仰を選ばない。密接に接触すれば感染し、マスクを着用しなければ感染するということに、例外はない」として、非対面の礼拝指針を受け入れるよう求めた。
実際 現在の首都圏をはじめとしたコロナ流行の震源地は、プロテスタント教会発がその多くを占めている。
しかしプロテスタント教会側は「宗教団体に対して、営業所や仕事場のような扱いをしないよう願う」として、事実上 文大統領の要求に対抗したかたちとなった。
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