マクドナルド駐韓欧州連合(EU)大使は1日、6カ国協議合意の履行には東アジアの統合が必要だとの考えを示した。ソウル大学統一研究所とドイツのハンス・ザイデル財団が共同で開催した国際会議に出席し、6カ国協議合意以降のEUの対北朝鮮関係をテーマに発表を行ったもの。東アジア諸国が、経済開発、エネルギー問題、北朝鮮核問題をはじめとする安保リスクなど多くの挑戦課題を管理するには、統合機関の設置は必須だと説明した。
 また、合意履行が自国に利益をもたらすという事実を6カ国協議参加国はもちろん周辺国家が認識するべきで、それにより各国の政治的意思を引き出すことができると主張した。テロリスト指定の解除、政権保障、拉致問題など、北朝鮮核問題に関する各国の優先順位が異なるため調整が困難なことは事実だとしながらも、意見が一致しやすい部分から段階的に信頼を積んでいくアプローチ方法が重要だと強調した。


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