金正恩、政治局拡大会議で「台風対策を論議」…「一瞬でもおろそかにはできない重大な問題」

北朝鮮のキム・ジョンウン（金正恩）国務委員長は政治局拡大会議を開き、現在 朝鮮半島に北上している台風8号に備え、その被害防止対策を論議した。

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朝鮮労働党機関紙“労働新聞”は今日（26日）「党中央委員会の政治局拡大会議と、党中央委員会の政務局会議が8月25日に開かれた」と伝えた。

会議では「8月26日から27日にかけて、わが国の全般的な地域が強い台風の影響を受けるものと予想されることに関して、台風被害防止に関する国家的な非常対策を徹底して立てることに対する問題を集中討議した」と伝えられた。

キム委員長は「台風による人命被害を徹底して防ぎ、農産物の被害を最小化することは、人民の運命に責任をもったわが党において、一瞬でもおろそかにはできない重大な問題だ」として、各級の組織と人民政権機関、社会安全機関に対してその責任を提起した。

この会議では新型コロナウイルス感染症に対する非常防疫態勢についても話し合われた。

キム委員長は「国家非常事業において表れている不足な点に対して資料で通告し、防疫態勢を補完・維持し続け、一連の欠点を根本的に無くすための積極的な対策を、全党的、全社会的に強く講じるように」と強調した。