韓国「反文牧師」サラン第一教会に家宅捜索令状発行…「コロナ防疫」で強制的に信者リスト確保に乗り出す(提供:news1)
韓国「反文牧師」サラン第一教会に家宅捜索令状発行…「コロナ防疫」で強制的に信者リスト確保に乗り出す(提供:news1)
韓国警察が、新型コロナウイルス感染症の集団感染事例が続出しているソウル市ソンブク(城北)区のサラン第一教会に対する家宅捜索に乗り出した。「反文牧師」として8月15日に文政権反対デモを主導したチョン・グァンフン牧師の教会である。

警察などによると、ソウル地方警察庁は21日、城北区のサラン第一教会に対する家宅捜索令状を取り、午後7時20分ごろから教会内で家宅捜索の執行を待機している。

現在、教会内では立会人が来ないため、令状執行はされていない状況だ。

警察はこれまで、当局に不正確なリストを提出した疑惑がもたれている「サラン第一教会」で、強制的に信者リストを確保するものと見られる。

警察官数十人はこの日午後6時50分ごろから防護服を着たまま、家宅捜索用ボックスを持って教会近くの住民センター前で待機した。彼らは午後7時20分ごろ、サラン第一教会に移動した。

一方、ソウル市と防疫当局、警察、城北区役所は20日午後5時ごろ、サラン第一教会に疫学調査の協力を要請する公文書を送ったが、教会側はドアを開けず、調査に応じなかった。

これを受け、ソウル市は20日の夜、感染病の予防及び管理に関する法律(感染病予防法)違反の疑いで、ソウル地方警察庁に「サラン第一教会」を告発した。

ソウル市と当局は、教会の900人以上の信者のリストを受け取ったが、これは不正確で実際の規模は2000~3000人で、集団感染を防ぐためには教会内のコンピューターをフォレンジックするなど強制捜査が必要だということだった。

中央災難安全対策本部によると、21日、昼12時基準で、サラン第一教会と関連しコロナにかかった感染者は732人にもなる。前日午後6時までに3415人を検査した結果、陽性率は21.6%と把握された。

彼らは15日にソウル都心で開かれたクァンファムン(光化門)集会に大挙参加したとされ、全国的にコロナ拡散の脅威が高まっている。

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