国会情報委員会の全体会議に出席した国情院の朴智元(パク・ジウォン)院長(中央)=20日、ソウル(聯合ニュース)
国会情報委員会の全体会議に出席した国情院の朴智元(パク・ジウォン)院長(中央)=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は20日、国会で開かれた非公開の会合で、北朝鮮について「集中豪雨により江原道、黄海南道、黄海北道で深刻な被害を受けた」とし、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が最高指導者に就任してから最大の被害を記録した2016年よりも農地の冠水被害が大きかったと説明した。会合に出席した国会情報委員会の与野党幹事が伝えた。 北朝鮮の経済状況に関して、国情院は「(新型コロナウイルス防止のための)国境封鎖の長期化により外貨不足が深刻化したことで、主な建設作業を大幅に縮小し、党の中心機関が緊縮運営する動向がある」と伝えた。  また国境封鎖などにより生活必需品の価格が急騰していると紹介したほか、2019年には実質国内総生産(GDP)が前年比0.4%増加したが、20年はマイナス成長になるとの見通しを示した。
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