大統領警護処は国内で新型コロナウイルス感染者が初めて確認された1月から、内部での感染者発生に伴う閉鎖措置など万一の事態に備えて別途の予備チームを設置したことが20日、分かった。
予備チームは大統領の警護に関する全機能を果たすことができる最小限の人員で構成されているという。
警護所関係者は「政府の防疫指針よりも強化された措置を取っている。軍、警察の警護部隊の集団感染予防のための措置も施行している」と説明した。
青瓦台秘書室も、「社会的距離の確保」のレベルが引き上げられたのに合わせて防疫に万全を期している。
李南九(イ・ナムグ)公職紀綱秘書官は先ごろ全職員に対し今月31日までは外部との接触を最小限にとどめ、飲酒や会食など不要な活動を自粛するよう呼び掛けた。
また、国民疎通首席秘書官室は前日、報道機関に対し青瓦台だけでなくほかの機関も出入りする記者の担当先を一つに絞るよう要請した。
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