韓国副首相、「来年の韓国ニューディール予算20兆ウォン…近いうちにニューディールファンド発表」

韓国政府が来年の「韓国版ニューディール」支援予算を20兆ウォン（約1兆8000億円）以上編成し、近いうちに国民参加型「韓国版ニューディールファンド」造成案を発表する。

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　ホン・ナムギ（洪楠基）副首相兼企画財政部長官は20日、ソウル・ヨイド（汝矣島）の輸出入銀行で「第2回韓国版ニューディール関係長官会議兼第14回非常経済中央対策本部会議」を開き、このように明らかにした。

　洪副首相は韓国版ニューディール推進の後続措置と関連し「3次補正予算の際に用意された4兆8000億ウォンを下半期100%執行済みで、2021年度予算案にも20兆ウォンを上回る財政支援所要を反映する」と説明した。

　続けて「財政の呼び水効果を最大化するため、すでに確保した財政投資を早期に執行し、新規支援することに焦点を合わせる」と付け加えた。

　洪副首相は「財政の呼び水の役割に加え、民間の豊富な流動性が韓国版ニューディール事業という生産的投資につながるよう。誘引体系を用意する」とし「最も代表的なのが『ニューディールファンド』造成で、早期に内容を確定して発表する」と強調した。

　ニューディールファンドは民間の流動性を生産的な投資先にするため政府が造成し運営するファンドだ。洪副首相は「ニューディールファンド造成に対する集中議論がある予定」とし「早期に内容を確定・発表する」と述べた。