新たに確認された市中感染者を地域別に見ると、ソウル市が150人、京畿道が94人、仁川市が8人と首都圏が252人を占める。このほか、釜山市で9人、江原道で5人、光州市で4人、忠清南道と慶尚北道でそれぞれ3人、大邱市と全羅南道でそれぞれ2人、世宗市と忠清北道、全羅北道でそれぞれ1人の感染が確認された。感染は首都圏を超え、全国に広がりつつある様相だ。
首都圏では、ソウル市城北区にある「サラン第一教会」での集団感染に関連して連日多くの感染者が確認されている。18日正午時点で新たに138人の感染が判明し、同教会に関係する感染者は計457人となった。同教会での集団感染は別の教会や複数のコールセンター、療養型病院などに広がっている。
サラン第一教会に関連した感染者の一部は、15日の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)にソウル中心部の光化門で開かれた集会などにも参加したことが確認され、接触者を介した感染拡大も懸念されている。
このほか、首都圏の複数の教会に関連した感染者が確認されている。教会だけでなく、ソウル都心のオフィスやカフェでも集団感染が起きている。
一方、新たに感染が確認された海外からの入国者14人のうち、2人は空港や港湾での検疫で感染が判明し、残りの12人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
新たな死者はなく、計306人となっている。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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