与党釜山市議会の倫理審判院は13日、この市議員の除名を明らかにした。12日に問題となってからわずか一日での決定であるが、地域では批判の声が高まっている。
与党釜山市議会の倫理審判院は12日午後、セクハラ疑惑の所属市議員に対する真相調査に突入した。この市議員も参席し、悔しさを訴えていたと伝えられていた。そしてこの日の会議で、与党はこの市議員に対する懲戒を決定できなかった。具体的な証拠がないという理由であった。
同日の午前、被害者側の弁護士と野党“未来統合党”が記者会見を開き、この市議員が被害者女性の肩に手を置いている監視カメラの映像をキャプチャーした“画像”を公開したが、与党はそれでも懲戒を決定できなかった。
しかし13日午前、被害者側の弁護士と統合党が記者会見を開き、今度はセクハラ疑惑が録画された監視カメラの“動画”自体を公開したことで、与党は午後2時に緊急会議を開き、やっと“除名”を決定した。
与党による除名決定においての、この“往生際の悪い”措置が、批判が出ている理由である。
このセクハラ疑惑当時に現場にいたこの市議員の一行の一人が、被害者女性に直接電話をかけ、告訴理由について問い詰めていたことが伝えられた。事実上の「2次加害」を行なったということである。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96