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韓国 きょうのニュース(8月13日)
◇新規コロナ感染者56人 首都圏中心に市中感染47人 韓国の中央防疫対策本部は13日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から56人増え、計1万4770人になったと発表した。新規感染者は2日連続で50人台に上った。このうち市中感染が47人と、首都圏を中心に拡大ペースが加速している。◇最大野党支持率が与党上回る 前政権時の16年以降で初 世論調査会社、リアルメーターが発表した政党支持率によると、進歩(革新)系与党「共に民主党」が前週比で1.7ポイント下落した33.4%、保守系最大野党「未来統合党」が同1.9ポイント上昇した36.5%となり、未来統合党が今年2月の結成後初めて共に民主党を上回った。保守系政党が共に民主党の支持率を超えるのは朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾に向けた動きが本格化した2016年10月以降で初めて。◇政府がサービス業の海外進出活性化策 コンテンツなど集中育成 回復の兆しが見えない輸出の改善へ突破口を開くため、韓国政府がサービス産業の海外進出活性化に取り組む。企業・市場・インフラに関する支援体系を刷新し、コンテンツや医療・ヘルスケアなど成長が見込まれるサービス業6分野を集中的に育成することで、2025年にサービス輸出で世界10位以内に入ることを目指す。産業通商資源部は非常経済中央対策本部の会議で、こうした内容のサービス産業の海外進出活性化策を確定させ、発表した。◇ソウル市が集会禁止命令 解放記念日に開催計画の団体に ソウル市は、光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の15日に市内で大規模な集会の開催を計画している保守系などの26団体(参加者計22万人程度と推定)に対し集会を禁じる行政命令を出した。同市は「新型コロナウイルス感染の拡大が深刻な状況となっている中、15日の大規模集会の開催に対して市民の懸念が高まっている」と説明した。◇7月の平均気温が6月を下回る 観測史上初の逆転現象 今年は観測史上初めて7月の平均気温が6月よりも低くなる「逆転現象」が発生した。気象庁によると、6月は一足早い猛暑で平均気温が22.8度と歴代で最も高かったが、7月は涼しい日が続き、観測を開始した1973年以降で初めて6月の平均気温を下回る22.7度となった。6月の平年値は21.2度、7月は24.5度。気象庁は、6月末から韓国周辺の大気の上・下層に冷たい空気が停滞し、7月の気温が低かったと説明した。◇宅配各社あす休業 17日から配送再開 宅配業界が配達員を休ませるために14日を休業とすることを決め、一部の宅配会社がこの日の配送を取り止める。休業するのは宅配大手のCJ大韓通運、ロッテ、韓進などで、これら企業は市場シェアの計80%を占める。配送は週明けの17日から再開されるが、休業日に配送されなかった荷物が一部で集中し、普段より配送が多少遅れる可能性がある。