会社員の3割が毎日残業、5割はサービス残業

リクルート情報サイトのスカウトが、会員の会社員555人を対象に残業実態調査を行ったところ、30．5%が「ほぼ毎日残業している」と答えた。残業の頻度は「週に2～3回」が27．8%、「週に3～4回が18．0%、「月に1～2回」が9．9%、「週に1回」が9．6%、「まったくない」が4．3%と続いた。
　残業手当については「もらっていない」が49．3%に上り、「代わりに夕食代をもらう」が37．5%となった。「もらっている」という回答は13．2%にとどまった。

　1日当たりの平均残業時間は、2～3時間が34．8%、3～4時間が33．0%、4時間以上が21．4%、2時間未満が10．7%の順となった。曜日別では、火曜日が23．7%で最も多く、月曜日が22．1%、木曜日が20．2%、水曜日が18．1%、金曜日が13．8%、土曜日が2．3%だった。

　残業の理由（複数回答）は、「業務量が多いため」が26．8%、「スケジュール外の業務が突然入るため」が23．5%、「上司の業務指示が遅かったため」が10．9%、「上司に気を遣う・気に入られるため」が10．1%、「同僚がするから仕方なく」が9．3%となった。


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