韓国　けさのニュース（８月１３日）

◇ソウル・京畿道で強風伴う雨　注意呼びかけ　気象庁によると、１３日午前９時から午後９時までの間に、ソウル市と京畿道、江原道西部、忠清北道北部、慶尚北道北部の内陸部で、突風と雷を伴う激しいにわか雨がありそうだ。予想降水量は２０～６０ミリ。気象庁は雨が続いて地盤が緩んでいることから、局地的な大雨によって低地や農耕地の浸水、土砂崩れ、石垣の崩壊など新たな被害が発生する可能性があるとして注意を呼び掛けた。◇文大統領　第４次補正予算編成に慎重姿勢「予算十分ある」　文在寅（ムン・ジェイン）大統領は１２日、集中豪雨による被害の復旧費用に充てる第４次補正予算を編成する可能性について慎重な姿勢を示した。文大統領はこの日、忠清南道・天安の竝川川で堤防が決壊した現場を訪れ、「政府の財政が不足することを懸念する。十分に（被害復旧を）支援しようという趣旨で補正予算の話が出ているが、補正予算は手続きが必要で時間がかかる」とし、「今のところは政府と地方自治体の予算が十分に備蓄されている」と述べた。◇元北朝鮮公使の韓国議員　米大統領選前の米朝会談に否定的見方　元北朝鮮駐英公使で韓国最大野党「未来統合党」国会議員の太永浩（テ・ヨンホ）氏は１３日、１１月の米大統領選前に米朝首脳会談が行われる可能性について、「『オクトーバー・サプライズ』、またはいかなる会談も可能とはみていない」との見方を示した。テレビ会議方式で行われた米シンクタンク、ヘリテージ財団の対談イベントで語った。オクトーバー・サプライズは米大統領選直前の１０月に選挙に大きな影響を与える出来事が起こることを指す。◇研修医・開業医あす集団休診　診療に支障も　政府が推進する医大の定員拡大や公共医大の設立などに反対する大韓医師協会の主導で、１４日に全国規模のストライキが行われる。ストには大学病院の専攻医（研修医）、開業医などが参加する予定で、診療に空白が生じることを懸念する声が上がっている。各地域で１次医療を担う個人医院が休診すれば患者が不便を強いられることになるため、医療界では開業医の参加率が要になるとみている。