韓国では新型コロナの影響により、就業者の減少の流れが5か月連続となっている(提供:news1)
韓国では新型コロナの影響により、就業者の減少の流れが5か月連続となっている(提供:news1)
韓国では新型コロナウイルス感染症の影響により、先月の就業者が前年同月対比で27万7000人減少し、減少の流れが5か月連続となっている。就業者が5か月連続で減少したのは、グローバル金融危機の影響が続いた2009年1月から8月までの8か月の連続減少以降、11年ぶりの最長期間である。

韓国統計庁によると、今日(12日)発表した“2020年7月雇用動向”によると、今年7月の就業者(15歳以上)は2710万6000人で、前年同月対比27万7000人(マイナス1.0%)減少した。

雇用率も下落した。先月の15歳以上の雇用率は60.5%で、前年同月より1.0%下落した。

失業者は113万8000人で、前年同月対比4万1000人増加した。7月としては1999年の148万9000人以降の最大規模である。

統計庁は「新型コロナ感染拡大を防ぐために、集まり・外出自粛による影響などが続いている中、対面サービス業である宿泊・飲食・卸小売業・教育サービス業での就業者が減少している状況だ」と語った。

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