今月の15日“離散家族の再会20周年”を迎えるが、今回 その再会は実現しない(提供:news1)
今月の15日“離散家族の再会20周年”を迎えるが、今回 その再会は実現しない(提供:news1)
韓国統一部(統一省)は、今月の15日“離散家族の再会20周年”を迎え、対面による再会を進めようとしていたが、事実上 霧散となった状況である。


今日(12日)韓国統一部によると、統一部は4月に“第3次 南北関係発展基本計画・2020年施行計画”を発表し、今月15日に離散家族の再会20周年記念を推進する計画であった。

昨年2月の米朝首脳会談の決裂以降、膠着した南北関係が改善する兆しは見えず、今年6月には北朝鮮側がケソン(開城)の南北共同連絡事務所を一方的に爆破するなど、南北間の対話が期待できない状況となっている。

加えて新型コロナウイルス感染症の影響で、北朝鮮が国境を封鎖していることで、離散家族の再会は一層困難となっていて、更に最近の長期間にわたる豪雨により、北朝鮮がより困難な状況に陥っている。

統一部は、対面の再会が困難な場合に備えて、リモートによる再会やビデオレターの交換という形式での再会のための内部準備をすでに完了させている。

先月に就任した、イ・イニョン(李仁栄)統一相は自身の就任前から離散家族の再会について言及してきた。

イ統一相は、今年の旧盆(10月1日)での離散家族の再会を言及し、具体的な構想も明らかにしている。

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