コロナの影響で‘韓国の早慶戦’も中止…感染病による中止は初

‘韓国の早慶戦’ともいわれる、コリョ（高麗）大学とヨンセ（延世）大学の定期スポーツイベントである‘高延戦’が、新型コロナウイルス感染の恐れがあることから中止となった。高延戦が感染病を理由に中止となったのは今回が初めてだ。

今度の行事の主催側である高麗大は11日、今年10月に開催予定だった定期高延戦を中止すると発表した。

この日、高麗大はホームページを通じて「コロナウイルス感染症の流行が長期化している」とし「こうした時期に5か所の運動場と体育館で熱い試合が行われると、学生たちの応援による身体接触及びその後の打ち上げによる感染が懸念される」と伝えた。

また高麗大は、「学生たちの健康と感染防止のため、両大学合意の下、今年の高延戦はやむを得ず中止することにした」と付け加えた。

高麗大学と延世大学の共同スポーツ行事である高延戦は1956年から定例化され、両大学が交互に主管してきた。今年の行事は高麗大学が主管する予定だった。

これに先立ち、高麗大学は延世大学側に行事を開催するかどうかについての意見を聞き、延世大学は内部会議を通じて中止するのが良いという意見を送った。これを受け、高麗大学も中止を決め、最終的に今年は高延戦が行われないことになった。