台風5号の進路予想図(気象庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
台風5号の進路予想図(気象庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】中部地方と南部地方を中心に集中豪雨が続く韓国に台風5号が接近している。台風の影響もあり、9日から11日にかけて100~300ミリの雨が降る見込みで、中部地方では最大500ミリの雨が予想される。◇台風5号 10日に韓国南部に上陸 韓国気象庁によると、台風5号は9日午前、沖縄県の南南西約600キロ付近の海上で発生した。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル。10日午前に済州島の東の海上を通過し、同日午後に南海岸に上陸する見込みだ。今年、韓国に上陸する初めての台風となる。 その後は勢力が弱まり、10日夜に朝鮮半島東側の東海に進み、11日午前には低気圧に変わる見込みだ。◇中部・南部地方に大雨予想 最大500ミリ以上 台風の影響などにより、10日は韓国全国で、11日は中部と南部地方で雨が降る見通しだ。 9~11日の予想降水量は中部地方は100~300ミリで、多いところでは500ミリ以上。南部地方と済州島では100~200ミリなどとなっている。 気象庁は「中部地方を中心に非常に強い雨が降り、降水量の地域別な差が大きいとみられる」として、浸水や山崩れなどに警戒するよう呼びかけた。蟾津江の堤防が決壊した影響で浸水被害を受けた南部の慶尚南道河東郡にある花開市場=(聯合ニュース)[

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