2日に開かれた緊急主要指揮官会議で発言する鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官(中央)=(聯合ニュース)
2日に開かれた緊急主要指揮官会議で発言する鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官(中央)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】集中豪雨による地雷の流出に備えるため、韓国軍当局が探知作業に乗り出したことが7日、分かった。 韓国軍の関係者はこの日、「集中豪雨に備え、先手を打って水害による浸水地域に対する地雷探知作戦を展開している」と明らかにした。これに先立ち、北朝鮮との境界地域である江原道鉄原郡では、雨で流されてきた地雷2発などが見つかり、当局が処理にあたった。 地雷探知作戦は主に南北境界地域で実施されているという。朝鮮戦争当時に埋められた地雷や北朝鮮側地域の地雷などが流されてくる状況に備えるためだ。 また、国防部は同日午前8時をもって災難(災害)対策本部の運営体制を最高レベルの第3段階に引き上げ、忠清道と京畿道地域に兵力約2600人、装備120台などを投入して行方不明者の捜索と土砂を取り除く作業を行っている。
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