豪雨被害の企業に政策資金を支援＝韓国の中小ベンチャー企業振興公団

韓国中小ベンチャー企業振興公団（中振公）は首都圏と中部地方を中心に集中豪雨で被害を受けた中小ベンチャー企業のため、1社当たり最大10億ウォン（約8900万円）の政策資金を支援すると6日、明らかにした。

　中振公では災害・災難で被害を受けた中小ベンチャー企業の被害復旧費用を緊急経営安定資金として支援している。集中豪雨の被害を受けた中小企業はさらに増えるものと予想され、政策資金の予算増額も推進している。

　災害被害支援の緊急経営安定資金は1社当たり10億ウォンを限度とし、金利1.9%、融資期間5年（2年据え置き3年分割返済）で支援される。

　また、融資金の返済猶予などを通じて、利子返済が難しい企業の金融負担を緩和し、被害を最小化する計画だ。