韓国　けさのニュース（８月６日）

◇大雨続く　ソウルの主要道路で通行規制　韓国各地で続く大雨の影響により漢江上流の八堂ダム（京畿道河南市）、昭陽ダム（江原道春川市）の放流量が増して漢江の水位が上昇し、ソウル各地の道路で車両の通行が規制されている。ソウル市と警察によると、６日午前３時５０分から東部幹線道路の全区間の水位上昇により、水落地下車道と聖水ジャンクション間が全面通行止めとなっている。このほか、江辺北路、内部循環道路、オリンピック大路の一部区間で通行が規制されている。警察関係者は通行規制が長引く可能性があるとして、公共交通を利用するよう呼び掛けた。◇北朝鮮が正恩氏出席の党政務局会議初公開　コロナで封鎖の開城に支援　北朝鮮の朝鮮中央通信は６日、金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）が出席する党中央委員会政務局会議が５日に開かれ、新型コロナウイルスの感染防止のため封鎖した開城市に食糧を特別支援することを決めたと報じた。同通信は「（会議では）国家最大非常体制の要求を受け、完全封鎖された開城市の防疫状況と実態報告書を了解（分析）し、封鎖地域の人民の生活安定のため、食糧と生活保障金を党が特別支援する問題を討議し、これに関連した緊急措置を取ることを該当部門に指示した」と伝えた。北朝鮮が党中央委員会政務局会議の内容を公開したのは初めて。政務局は２０１６年に新設された。党中央委員会の副委員長を中心に構成されている。過去は書記局として運営された。◇医大定員増に反発し医師らが休診予告　保健福祉相が談話発表へ　医大の定員拡大に反対する研修医らが７日の集団休診（ストライキ）実施を予告したことを受け、朴凌厚（パク・ヌンフ）保健福祉部長官が６日午前１１時に政府の立場を盛り込んだ談話を発表する。政府は先ごろ、２０２２学年度から医大の入学定員を増やして１０年間に４０００人の医師を新たに育成する方針を発表。これに対し医療界は強く反発し、７日に研修医のスト、１４日に開業医を中心とする大韓医師協会のゼネストを予告した。◇サムスン「ギャラクシー」シリーズの新製品公開　初のオンライン発表会　サムスン電子が５日午後１１時（米東部時間同午前１０時）から「ギャラクシー」シリーズの新製品発表イベントをオンラインで開催し、スマートフォン（スマホ）やスマートウオッチなど新製品５種類を発表した。イベントは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、初めて韓国から世界に向けてインターネットで生中継された。視聴者は同社のユーチューブチャンネルだけで最高約４０万人に達し、ホームページ、フェイスブックなどでの視聴者は約１００万人に上ると推定される。