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韓国 きょうのニュース(8月5日)
◇豪雨で死者15人・不明11人に 被災者1500人超 韓国政府の中央災難(災害)安全対策本部は5日、首都圏と中部で1日から降り続く豪雨により、5日午前6時までに計15人の死亡が確認され、11人が行方不明になっていると発表した。前日の4日に行方不明者のうち3人の遺体が見つかった。被災者は増え続け、5日の時点で983世帯の1587人に上った。◇軍が「超小型衛星」開発へ 北の移動式発射台を30分ごとに偵察 韓国軍が、地上にある1メートルの大きさの物体まで精密に観測できる超小型偵察衛星を開発する。韓国軍の新兵器開発を手掛ける国防科学研究所(ADD)はこのほど西部の忠清南道・泰安の試験場で開いた設立50周年記念行事で、超小型偵察衛星を含む主な研究開発課題を公表した。ADDは昨年末から、経済性や機動性に優れた超小型合成開口レーダー(SAR)衛星群体系を開発するための地上試験用モデルを開発中だ。2023年11月までの開発完了を目指している。理論上では、32機の超小型SAR衛星を使えば、30分間隔で北朝鮮など朝鮮半島周辺を偵察できるという。◇ベイルートでの大規模爆発 韓国人の人的被害確認されず 外交部は、レバノンの首都ベイルートで4日午後(現地時間)に起きた大規模な爆発に関し、現地の韓国大使館によると現在のところ韓国人の人的被害は確認されていないと明らかにした。現地の大使館はレバノン政府と協力し、韓国国民の被害の有無を引き続き確認する。外交部によると、レバノンには国連平和維持活動(PKO)のために派遣されている韓国軍部隊の約280人のほか、国民約140人が滞在している。◇コロナ新規感染者 2日連続の30人台 中央防疫対策本部は、5日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から33人増え、計1万4456人になったと発表した。死者は1人増え、計302人。1日当たりの新規感染者数は先月31日から3日連続で30人台となり、今月3日(23人)は20人台に減少したが、4日(34人)に続き、この日も30人台を記録した。◇首相 豪雨被災地の特別災害地域指定「迅速に検討」 丁世均(チョン・セギュン)首相は行政安全部に対し、豪雨による被害が発生した忠清北道、京畿道、忠清南道の特別災害地域指定について最大限迅速に検討するよう指示した。特別災害地域は、各地域の対策本部長である市長・道知事が要請し、行政安全部の中央災難(災害)安全対策本部が妥当であると認めれば中央安全管理委員会の審議後、首相の裁可を経て大統領が最終的に裁可、指定する。政府は迅速に手続きを進め、早ければ6日に特別災害地域の指定を決定することを検討している。◇故ソウル市長のセクハラ疑惑 人権委が職権調査団構成 ソウル市長だった故朴元淳(パク・ウォンスン)氏のセクハラ疑惑を職権で調査することを決定した国家人権委員会は、調査団の構成を完了して本格的な調査に着手した。団長以下計9人で構成された職権調査団は、人権委の差別是正局所属として設置された。これに先立ち、人権委は先月30日に常任委員会を開き、朴氏によるセクハラなどの行為やソウル市の被害黙認、ほう助などに関して職権調査することを満場一致で決定した。