韓国　けさのニュース（８月５日）

◇首都圏などで大雨　あさってまでの予想雨量最大４００ミリ　５日も朝鮮半島中部地方を中心に大雨が予想される。台風４号の勢力が弱まって水蒸気が梅雨前線に流れ込み、ソウル、京畿道、江原道西部には突風や落雷を伴って１時間に５０～１００ミリ（一部地域では１２０ミリ以上）の雨が降るところがある。７日までの予想降水量はソウル、京畿道、江原道西部、忠清道で１００～２００ミリ（首都圏と江原道西部の多いところで４００ミリ以上）、南部地方と江原道東部では５０～１００ミリ（多いところで１５０ミリ以上）。 ◇新型コロナ　３メートル離れても感染の可能性　　新型コロナウイルス感染者の感染経路を詳しく調べている防疫当局は、カフェ、飲食店など日常的な場所での感染を相次いで確認した。一般的に３密（密接・密集・密閉）環境で感染が広がりやすいとされているが、ソウル市内のカフェでは感染者と３メートル離れたテーブルに座っていた客の感染が確認され、当局は緊張を強めている。◇外貨準備高４１６５億ドル　過去最高更新　韓国銀行（中央銀行）が発表した７月末の外貨準備高は４１６５億３０００万ドル（約４４兆円）で、前月末に比べ５７億７０００万ドル増加し、過去最高を更新した。増加は４月末から４カ月連続。韓国銀行は増加の要因について、外貨資産の運用益に加え、米ドル安でドル以外の外貨建て資産のドル換算額が増えたためと説明した。◇外国人のマンション購入増　与党「非居住者に重課税」推進　外国人による韓国内のマンション購入が毎年増加するなか、与党「共に民主党」が実際に居住せずにマンションを所有する外国人に重税を課す内容の法案を発議し、最終的に成立するかが注目される。これに先立ち、与党執行部は外国人の投機目的での不動産購入に対する懸念を表明した上で、政府とこの問題を綿密に検討して必要であれば対策を講じると予告しており、通常国会で関連立法が議論される見通しだ。