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韓国の7月消費者物価 3カ月ぶりプラス=0.3%上昇
【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が4日発表した消費者物価動向によると、7月の消費者物価指数は前年同月比0.3%上昇した。3カ月ぶりのプラスながら、0%台の低水準が続いている。 前年同月比の物価上昇率は昨年、12カ月連続で1%を下回った。今年1~3月は1%台だったが、新型コロナウイルスの影響があらわれ始めた4月に0.1%に鈍化すると、5月は0.3%のマイナスとなった。6月は横ばい。 7月は農畜水産物の価格が6.4%上昇した一方で、工業製品が0.4%下落した。特に石油類の価格は原油価格下落の影響で10.2%落ち込んだ。電気・水道・ガスも4.5%下がった。 サービス物価の上昇率は0.2%にとどまった。公共サービスが1.9%下がり、サービス物価のうち比重の大きい外食の上昇率も0.6%に鈍化した。 低水準の物価上昇率について、統計庁は「昨秋から進められている教育分野の政策(無償化)、依然として低水準の原油価格、石油類価格と連動した都市ガス料金の引き下げ、社会的な距離確保による外食サービス物価の上昇率鈍化などが要因」と指摘した。