ラインとヤフージャパンの経営統合、コロナウイルスの影響で来年に延期＝韓国報道

今年下半期に予定されていたネイバーの日本子会社ラインとヤフージャパンを運営するソフトバンク子会社のZホールディングスの経営統合が、2021年2月以降に延期される。

ネイバーは3日、公示を通じ、今年9月30日に予定されていた子会社ラインの分割期日を2021年2月28日に延期すると発表した。ネイバーは、「分割関連吸収分割契約書の承認に関する株主総会は2月中に予定しており、当事者間の本件経営統合のための諸手続きが完了した後に開催される予定」と明らかにした。

ネイバーの関係者は、「新型コロナウイルス感染症により、日程が全般的に先送りになった影響」と説明した。

これに先立ち、ネイバーは昨年11月、「ラインとZホールディングスとの経営統合に関する基本合意書を締結する」と明らかにした。さらに今年1月には、Zホールディングス株式会社との経営統合を達成するための構造変更として、ラインの全事業部門を分割新設会社に承継させる吸収分割を決定したと公示していた。