3日午前7時22分現在の東部幹線道路の月陵橋西側(左)と月渓1橋(ソウル施設公団の監視カメラより)=(聯合ニュース)
3日午前7時22分現在の東部幹線道路の月陵橋西側(左)と月渓1橋(ソウル施設公団の監視カメラより)=(聯合ニュース)
◇ソウルで集中豪雨 幹線道路・橋が通行禁止に  ソウル市は3日、同市東部を南北に走る自動車専用道路「東部幹線道路」が同日午前5時すぎから通行止めとなっていると明らかにした。漢江上流に降った大雨により、漢江とソウル・東部の中浪川の水が上昇したため。また、中浪川にかかる月渓1橋は浸水予定レベルまで水位が上昇し、通行が禁止されている。ソウル市地方警察庁によると、ソウル北西部の仏光川の水位が9メートルを超えたため、同日午前5時20分ごろから同川にかかるチュンサン橋も通行が全面禁止された。◇中部地方で大雨 南部は猛暑に 3日は大雨特報が発令された中部地方を中心に大雨が予想される。気象庁によると、同日昼まで中部地方を中心に突風と落雷を伴って1時間に50~80ミリ(多いところで100ミリ以上)前後の非常に激しい雨が降る。その後しばらく小降りとなるが、夜から翌朝までソウルと京畿道、江原道西部を中心に再び強い雨が降りそうだ。一方、江原道の東海岸と南部地方、済州島は猛暑になりそうだ。慶尚北道内陸と済州島を中心に5日まで最高気温が33度以上に上がり、最低気温が25度以上の熱帯夜となる見通しだ。◇首都圏の住宅賃貸市場が萎縮 政府不動産対策で? ソウルでマンションの伝貰(チョンセ、家賃の代わりに入居時に高額を預ける賃貸方式)契約が9年ぶりの低水準を記録するなど、首都圏で住宅賃貸市場が萎縮していることが分かった。賃貸市場の萎縮は、政府の不動産対策を受けてさらに進んだものとみられる。先月施行された住宅賃貸借保護法は、賃借人に4年間の居住を保障し、延長時の値上げ幅を従来の賃貸料の5%以内とする内容が盛り込まれた。◇市中感染の拡大鈍化も 「バカンス感染」懸念 新型コロナウイルスの感染拡大傾向が完全に収まっていない中で、夏休みシーズンを迎えていわゆる「バカンス感染」を懸念する声が上がっている。市中感染は週末に2日連続で1桁台に減少したが、防疫当局は油断すれば再び大規模な集団感染が起こる可能性があるとして警戒している。◇コロナ「陰性証明書」提出義務付け ロシアから入港の船員に 韓国に入港したロシアの船舶で新型コロナウイルスの集団感染が相次いだことを受け、3日からロシアを出航する全ての船舶の船員に対し韓国入国時にPCR検査の「陰性確認書」の提出が義務付けられる。政府は現在バングラデシュ、パキスタン、カザフスタン、キルギス、フィリピン、ウズベキスタンの6カ国を防疫強化対象国としている。
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